トラブル対応 その7(データ移行作業)


本日、友人がコンピュータを持って来た。


早速、壊れている方のinspiron 1150でknoppixを使って、SAMBAを起動し、持ってきたノート型パソコン上のWin XP Homeでユーザー設定をし、途中にルーターを経由させた状態で接続した。


ちなみに、Win XP Homeで設定したのは、ユーザーの追加、ワークグループ名の変更(今回は、Win XP Home側のワークグループ名をsmb.confで使った。)、あと、一応、セキュリティセンターでファイアウォールを無効にし、追加したユーザーでログインした。


DHCPで接続していたので、ルーターの設定ソフトで割り振られたIPアドレスを確認後、pingで接続を確認した。その後、ネットワークドライブの設定をし、inspiron 1150のフォルダとファイルを確認し、データを移行した。


ちなみに、Linuxの場合、起動時にLANの接続を確認するので、作業前には、必ず、配線をしておくこと。


データの移行作業自体は、順調に行き、思っていたよりも早く終わった。やはり、コンピュータの速度とファイルシステムがネックになっていたみたいだ。


ノート型パソコンに移行したデータは、USBの外付けディスクに移し終えた後で、消去した。

トラブル対応 番外編


実は、以前設定したデスクトップ型パソコンも持ってきてもらっていた。


こちらは、一応、保険ということで持ってきてもらったのだが・・・。今回は、問題なく作業が終わったため、移行作業には使わなかった。


ま、せっかく持ってきたので、Beckyを最新版の2.20.04にした。2.20からは、データの同期機能が付いているので、これで、デスクトップとノートとのデータの同期は取れるはず。


あとは、Windows Updateをしておいた。

トラブル対応 その8(データ消去)


フロッピーディスクドライブがあれば、問題なし。


データの移行作業が終わったので、次に、Partition Managerでパーティションを削除した。ちなみに、これは、以前のトラブル対応で作っておいたWin98の起動ディスク + Partition Manager。


Partition Manager
http://www.ranish.com/part/


これを使えば、Win XPのNTFS上の論理ドライブも簡単に消すことができる。今回も問題なく消すことができた。


その後、データを完全に消去するのだが、いつもならば、ハードディスクメーカー製のツールを使うのだが、今回は、東芝製ディスクで、それらしいものが見つからなかったので、knoppixを使うことにした。


具体的には、knoppixに含まれているshredコマンドを使った。使い方は、以下の通り。(-n 3は、3回繰り返す。-vは、進捗状況表示。/dev/hdcは、消去したいハードディスクのパーテーション。)


shred -n 3 -v /dev/hdc


実は、この時点では、エラーが出て、消去できなかったというのも、Partition Managerで全てのパーテーションを削除してしまったからだ。仕方がないので、fdiskを起動し、パーテーションを作成後、shredで消去した。

トラブル対応 その9(BIOSアップデート)


諸事情により作業停滞中。


今回のトラブルの引き金は、おそらく、Windows Updateを行ったことによると思う。というのも、Windows Updateを行ったことにより、Win XP SP2がインストールされ、それによりコンピュータが起動できなくなったのだと思う。


そして、その原因は、おそらくBIOSのアップデートを行っていなかったからだと思う。実際、今回のコンピュータのBIOSは、初期のバージョンで、番号が「00」だった。


DELLのホームページで確認したところ、最新の番号は、「06」となっていた。


ということは、このままでは、当然、二の舞になるのは見えている。となると、残る方法は、BIOSアップデート後のインストール作業となるのだが・・・。


DELLBIOSの配布ファイルは、exe形式でWindows上からでしか実行できないようになっている。一応、インストール用のディスクも作成できるようだが、その作業もWindows上からでしかできない。


で、他のコンピュータのWin98SE上でインストールディスクを作成しようとしたところ・・・。エラーが出て、できない・・・。


現在、諸事情により作業がストップしている。