最後のディナー


最後のディナー (角川文庫)

最後のディナー (角川文庫)


島田荘司の御手洗シリーズの短編集。


本作では、竜臥亭事件で知り合った里美と石岡君が再会する(里美上京)ところから始まり、里美の大学の御名木教授と知り合い、彼から歴史上の謎解きを依頼される(大根奇聞)。そして、里美により無理矢理NOVAに通うことになった石岡君が知り合った老人の事件の謎を解く(最後のディナー)の3編の短編集になっている。


ちなみに、石岡君と里美は出てくる。


洒落た表紙で、簡単に読めるのでお薦め。とはいえ、竜臥亭事件を読んでおいた方がいいことは確か。