心の傷を癒すカウンセリング366日―今日一日のアファメーション


心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社+α文庫)

心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社+α文庫)


本日、購入。


まだ、ザッと見た感じだが、この本は間違いなく、読む価値のある本だと思う。ただし、この本の効果は、じわじわと浸透していくものなので、即効性はない。


というのも、この本は、題にもあるとおり、366日毎のメッセージからなっている。それぞれのメッセージは、1ページぐらいのもので、それほど長くはないので、本を読む習慣のない人や本を読むのが辛い人でも読むことができると思う。


この本の使い方は、本の序文に書かれているが、1日1ページしか読まないことだ。つまり、その日の日付のメッセージしか読んではいけない。ま、全部一度に読んでもかまわないのだけど、それだと効果はないだろう。


実は、それぞれのメッセージの前には、同じメッセージが書かれているのだが、これが、アファメーション(肯定的暗示)で、これを反復して、読むことで、潜在意識に刷り込む作用があるからだ。だから、面倒でもこの箇所は読まなくてはならない。


こう書くと、この本は、ある意味怪しい本だと思われるかもしれないけど、この本の素晴らしいところは、作者の愛情溢れる、時には、優しく、時には、厳しいメッセージにあると思う。これは、ただのメッセージではない。日によっては、行動を求められることもあるし、こういう場合は、こういう風にしたほうがいいという提案もある。


これらのメッセージを自分の中で消化し、自分を見つめ直すことによって、はじめてこの本は成立すると思う。当然、全てをやるには、366日かける必要性があるのだが、たぶん、途中で何らかの変化は現れるはずだと思う。


とにかく、一度は、手にとって読んでみるといいと思う。ちなみに、この本は、講談社プラスアルファ文庫なのだが、この文庫の背表紙は、いろいろな色に分かれている。この本の場合、水色になっているので、それを目安に探すと見つけやすいだろう。


ま、私の場合、やっと3店目で見つけたのだが、この本を置いていないのが、不思議なくらいだと思った。というか、この本をもうちょっと早く知りたかったなというのが本心である。