東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)


はじめて行ってみた。


時間的に鹿島神宮だけしか行けないかな〜と思っていたのだが、結果的には、東国三社を回ることができた。余談だが、この三社をつなぐと、直角二等辺三角形が現れる。


最初に、鹿島神宮に行ったのだが、この鹿島神宮の周辺には、有料駐車場しか見あたらなかった。ちなみに、一番安いのは、鹿島神宮の大鳥居の脇にある鹿島神宮の駐車場で、ここが200円となっている。ま、参道を通っていくと、待ちかまえていたように、おばちゃん達が出てきて、自分の駐車場を薦めるのだが、それを振り切っていけば、一番近くて、一番安い駐車場に止めることができる。


鹿島神宮内は、大鳥居を抜けると、たいして歩くことなく、本宮を拝むことができる。本宮の先には、森が広がっていて、その中を歩くと、左側に、鹿園があり、それを越え、さらに奥に行くと、奥宮に至る。奥宮から右の道を行くと、要石に、左の道を行くと、御手洗池へ行くことができる。


ちなみに、御手洗池への道は、急な坂を下っていくことになる。当然、帰りは、この道を戻ってくることがあるので、足の悪い方は、注意した方がいい。昔は、御手洗池のわき水で、手を洗い、御手洗池で、体を清めてから、この参道を歩いて、お参りしていたそうだ。御手洗池のわき水は、一応、煮沸すれば飲むことができるので、わき水が欲しい方は、容器を持っていくといいだろう。


トイレは、御手洗池と大鳥居の脇にしかないので注意したほうがいい。


ここで余談だが、この鹿島神宮は、日本有数のパワースポットだそうだ。面白いのは、世界的な霊能力者などが、飛行機で成田に到着するときに、すごいパワーを感じて、その場所を調べてみると、鹿島神宮になるそうだ。ここまでなら、たいしたことはないのかもしれないが、実は、鹿島神宮のある場所には、活断層があるそうなので、電磁的に何かあるのかもしれない。


あと、鹿島神宮冬至の入日の方角には、富士山があり、鹿島神宮と富士山を直線で結ぶと、そこには、皇居と明治神宮が入るそうだ。ちなみに、夏至の入日の方角には、筑波山があるそうだ。


ここで本文に戻すと、個人的には、霊能力などないが、鹿島神宮の森を要石に向かうときに、何となく、足下がふわふわするような感覚に襲われた。ま、気のせいかもしれないんだけどね。


次に、息栖神社に向かうことにした。息栖神社にしたのは、鹿島市の隣の神栖町にあることと、実は、鹿島神宮までの地図しか持ってきていなかったのだが、鹿島神宮の大鳥居の脇に、東国三社の大ざっぱな地図があり、124号線で行けば、行けるということがわかったからだ。


実際には、鹿島スタジアムを見た後に行ったのだが、ここはほとんど看板など出ていなかった。結局、神栖の町をある程度、124号線に走った後、あきらめて元来た道を戻ったところ、道の駅いたこまで8km、水郷有料道路の道路標識が出ている地点で、息栖神社を示す看板を見つけた。


とりあえず、その標識の通りに佐原、小見川方面に向かう。この道は、息栖大橋、小見川大橋に通じる道だった。その道を走っていると、右側に息栖神社の道筋を示す大きな看板が見つかる。その通りに、コンビニのある信号を斜めに戻るようにして曲がって走り、あとは、標識の通りに走ると、息栖神社に着いた。この曲がった地点からは、車で5分もかからずに到着することができる。


息栖神社は、小さな神社で、神社の前に無料駐車場がある。この日は、誰もいなかった。一応、社務所の中には、神主さんがいる。時間的にも厳しかったので、お参りをした後、すぐ香取神宮に向かったのだが、この時、道路を隔てて、反対側、すぐ向こうは、川というところに、立派な鳥居が立っていた。


後から知ったのだが、実は、ここからの風景が茨城百景の一つになっているそうだ。


そういえば、余談だが、この日は、雨が降っていたのだが、神社に着くと、雨が止み、陽が差すということが、鹿島神宮でも、息栖神社でもあった。あと、この旅の行程では、何かと恵まれていたような気がする。気のせいかもしれないが・・・。


最後に、香取神宮に行ったのだが、これは、だいたいの場所は、わかっていた。というのも、鹿島神宮と息栖神社さえわかれば、香取神宮は、直角二等辺三角形の角の一つにあたるのだから、何となく場所はわかる。


とりあえず、先ほどの息栖大橋、小見川大橋へと通じる道に戻り、小見川、佐原方面へ向かった。この橋を渡り、すぐに、356号線があるので、それを佐原方面へ向かうと、しばらく経つと、北関東自動車道の香取・佐原インタを目指す。


これを越えて、しばらく行くと、鹿島鉄道香取駅の標識が出たら、香取駅へ向かう。この駅は、本当に貧弱な駅だ。踏切を渡り、そのまま道なりに行くと、香取神宮の標識が出るので、その通りに向かう。


そうすると、香取神宮に到着する。


ここで、気を付けないと行けないのは、参道にある団子屋だ。ここの客引きがすごいこと。おばちゃんが、試食の団子を薦め、お茶なども薦めてくる。とりあえず、参拝してくるのでと行って、逃げたのだが、同じ道を戻っていったら、待ちかまえられていて、団子を買う羽目になったのだが・・・。


とりあえず、気を付けた方がいいとだけ行っておこう。特に、参道の入り口は・・・。


香取神宮は、本殿が丘?山?の中腹にある。だから、砂利道を上っていくことになる。本殿は、茅葺きの屋根で立派な建物になっている。この時は、観光バスが1台来ていて、大勢のおばちゃん達が来ていた。とりあえず、ここも参拝を終えて、帰りには・・・。


それにしても、団子屋のおばちゃんのパワーはすごかった。あれじゃ、お客の方がひくと思うんだけど・・・。


ま、こうして東国三社参りは、無事終わった。


常陸国一之宮 鹿島神宮
http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/


鹿島神宮〜摂社(息栖神社)
http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/syokai14.htm


香取神宮
http://www.katori-jingu.or.jp/