お出かけ


久しぶりに高校時代の友人と会った。


駅で待ち合わせをした後、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaに出かけた。


場所は、当初思っていた場所ではなくて、本当に秋葉原の駅の近くにあった。というか、以前、ここって何があったのだろうと思うぐらい、駅前が変わっているのには驚いたのだが・・・。


ここでは、頼まれていた用事を済ますと同時に、アナログの腕時計を購入した。デジタルではなく、アナログという点が重要で、デジタルだと、その場で、時間を確認するのには便利なんだけど、残り時間などが一瞬ではわからないので、アナログの腕時計を購入したというわけ。


本当は、腕時計を付けるのは、あまり好きじゃないんだけど・・・。


その後、秋葉原の部品などを扱う小さな電気店を横目に見ながら歩き、一路、神保町へ。神保町へ行くまでの間に気づいた点は、以前はなかったタリーズコーヒーがあったことと見慣れぬBLENZ COFFEEというカフェがあったこと。


友人の話では、BLENZ COFFEEというのは、カナダ生まれのカフェで、向こうでは、有名なお店らしい。


あとは、意外なところに、「世界の山ちゃん」があったところだろうか?「世界の山ちゃん」とは、名古屋の方の居酒屋チェーン店で、一度、ここで名古屋名物の手羽先の唐揚げ(確か、カレー粉を使っていて、スパイシーな味だったはず。)を食べたことがあるのだが、まさか、東京に進出しているとは思わなかった。


ま、いろいろと見ながら歩いているうちに、目的の喫茶店に着いた。神保町は、古書店街として有名だが、喫茶店の街としても有名なところだ。一歩路地裏の通りに入ると、小さな喫茶店があり、コーヒーのいい匂いが漂ってくる。


ここでの過ごし方は、古本を物色し、気に入った本を手に、喫茶店に入り、コーヒーを片手に、のんびりと本を読むというのが習慣化しているように思われる。


注意すべき店は、日曜日には、ここら辺近辺の飲食店は、休みになるので、日曜日はなるべく避けるということだろうか?ま、チェーン店のカフェなども増えてきているので、そういう場所で本を読みながら、コーヒーを飲むのもいいだろう。


今回の喫茶店は、よくテレビなどにも出ているのだが、一種独特の感じが気に入っているので、ここには店名は書かない。ちなみに、この喫茶店では、来るといつも頼むアイスオーレと、今回はじめてチーズドックを頼んだ。


基本的に、牛乳が嫌いなので、牛乳の入っていそうなものは頼まないのだが、ここのアイスオーレは、格別で、たぶん、普通のコーヒーミルクを使っているのだとは思うが、適度に甘くて、美味しい。氷も氷のブロックから、アイスピックで砕いた氷を使っているため、さらに味が引き立っている。


正直、思うのだが、氷というのは、結構飲み物の味を分けると思う。アイスピックで砕くという手間だけで、飲み物がこれほど美味しくなるのか驚くほどである。


この喫茶店で、一服した後、書泉グランデに行った。ここは、店舗自体は小さいのだが、それにも関わらず、品揃えが充実している。今は、探している本をネットで検索し、注文することができるが、ネットが普及する前は、書店の品揃えというのは、結構重要な問題であった。


書店に置いてある本というのは、すなわち、その書店の店員の目利きやセンスというものが問われる部分であり、それがその書店の特色となる。重要なのは、売れ筋の本以外で、限られたスペースにどういう本を置くかということになってくる。


そういう店では、この書泉グランデという書店は、本当に優れていて、大きな書店に在庫のない本でもここにあることがある。個人的には、最後の砦として考えているくらいマニアックな品揃えがしてある書店である。


ま、ここのいい点は、書籍売り場が、小さいということであり、それ即ち、目的の本を探すという手間を最小限にすますことができるというところにある。


長くなったが、この日は、1階で何か騒いでいると思ったら、写真集を出したアイドルの握手会があったみたいで、それが時間的に終わりであるということを告知していた。


それにしても、アイドルの握手会ってはじめて見るんだけど、あのスペースで握手会というのは・・・。


書泉グランデで本を見た後、ついでに三省堂書店に行く途中の古書店で、掘り出しものがあったので、1冊購入した。この古書店は、岩波文庫、中公文庫、講談社学術文庫などの古典を専門的に扱っているみたいで、比較的多くの人達が物色していた。


余談だが、岩波文庫も常に同じものを出しているわけではなく、売れ筋や要望などにより、出版している古典のレパートーリーを変えている。そのため、岩波文庫の古典でも、絶版になっていて、入手不能になっているものなどもある。ここでは、それらの絶版本も扱っているみたいだ。


三省堂書店では、催し物として、一階で中古CDの販売をしていた。ここでは、嫌韓流の実物を見た以外は、特にこれといった収穫物はなかった。


その後、上野方面に行き、上野のアブアブなどに行き、夕食は、Soup Stock Tokyo 上野店で済ませた。


実は、このSoup Stock Tokyoだが、探すのに苦労した。何しろ、上野駅の中にあるのだが、中の案内板には掲載されていない。


というのも、このSoup Stock Tokyoだが、場所は、上野駅中央口、アトレなどがある場所だがの券売機の脇の見えにくい場所にある。強いて言うならば、アトレとは逆側、日比谷線、銀座線への乗り換え口方面、ハードロックカフェの向かいという感じだろうか?


ま、その分、穴場でもあるのかもしれないが・・・。店内の席は、10席で、店自体は、すごくせまい。とりあえず、ここで、レギュラーセットを頼み、念願の東京ボルシチと白胡麻ご飯にした。


東京ボルシチは、タマネギの甘さ、レモンの酸味などが調和していて、とても美味しかった。正直言って、ボルシチって、こんなに美味しかったっけと思うほど。


その後、近くのマックでお茶をした後、解散となった。


Tullys Coffee
http://www.tullys.co.jp/


Blenz Coffee
http://www.blenz-japan.com/


せかいの山ちゃん
http://www.yamachan.co.jp/index.html


本の街神田
http://www.book-kanda.or.jp/


Soup Stock Tokyo
http://www.soup-stock-tokyo.com/