リヒテルの平均律クラヴィーア曲集
- アーティスト: リヒテル(スヴャトスラフ),バッハ
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2002/08/21
- メディア: CD
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自分の所有しているのは、輸入盤で、タワーレコードで2,000円台で購入。
平均律は、グールドのものも持っているが、個人的には、断然こちらの方がいい。最初に、第一巻の一音を聴いた時点で、その音色の美しさに、まるで、自分が別世界にいるかのような気分になれる。本当に素晴らしい。
一つには、好みは分かれると思うのだが、この演奏は、ザルツブルグのクレスハイム宮殿で録音されている。そのため、残響がすごいのだが、それが一つの効果となり、天から音が降り注いでくるかのような効果をもたらしている。
もう一つには、最近、某ブログで知ったのだが、ベーゼンドルファーを使っていることにもよるだろう。(一応、ブックレットで確認したのだが、確かに、ベーゼンドルファーのマークが記載されていた。)
このピアノの音色は、本当に何とも言えないほど綺麗だ。個人的には、べーゼンドルファーお墨付きのベーゼンドルファー使い'鍵盤の獅子王'ことバックハウスのベートーヴェンの四大ピアノ・ソナタ集を聴いて以来、このピアノの音色の虜になっている。
当然、ピアニストの腕前もあるんだけどね。ベーゼンドルファーは、扱うのが大変らしいし。
とりあえず、BGMとしても最適だし、気分転換にもいいと思う。一押し。