TOSHIBA Dynabook PX/810LS のサウンド復旧方法

ハードディスクの容量不足でいらないファイルを消去していたところ、誤ってサウンド・ドライバを消去してしまったらしい。


結論から書くと、Cドライブの中にapp&drvフォルダがあり、その中を見てみると、Audioフォルダがある。このフォルダの中にsetupバッチとかいうバッチファイルがあるので、それをダブルクリックして実行することで、サウンド・ドライバをインストールすることができる。


一応、いろいろとやってみたらしいのだが、復旧できなかったということで、久しぶりにコンピュータを見ることになった。


復旧作業にあたり、まず、確認したのが、dynabookのサポートホームページ。当初は、ここからサウンド・ドライバをダウンロードし、インストールするぐらいですむだろうと思っていたのだが・・・。


コンピュータ名で検索してみると、バージョンアップしたソフトウェアしか表示されず、その中にドライバ関係は一つもなかった。しかも、機器構成も確認できず・・・。


仕方がないので、次に、機器構成をインターネット上で調べるために、機種名で検索をかけたところ、何故か、オークション関係は出てくるもののカタログやマニュアル関連は表示されない。仕方がないので、「Dynabook PX」だけで検索してみたところ、東芝のホームページの年代別のカタログページが表示されたので、覗いてみたが、何故か、この機種のカタログは掲載されていなかった。


とりあえず、PXシリーズのもの一つだけ掲載されていたので、サウンドの項目を調べてみたところ、RealtekのAC97互換らしい。一応、筐体も簡単に開けるところだけ開いてみたところ、RealtekEthernetチップが搭載されていたので、RealtekのAC97サウンド・ドライバを試しにインストールしてみた。


インストール後、コンピュータを再起動し、確認してみたところ、音が出ない。


ここで、とうとう息詰まってしまったのだが・・・。


しばらく、いろいろといじっていたのだが、ふと、何気なく、上記のフォルダの中を検索してみると、Audioフォルダがあったので、試しに実行してみると、意外にも簡単に音が復活した。


たぶん、決め手になったのは、Cドライブの中を見た時に、正直、なんか余計なフォルダがあり、雑然としていて見づらいな〜と思っていたことがきっかけになったと思う。使用者がそれほどコンピュータに詳しくないわりには、Cドライブに余計なフォルダが多すぎるし、変な名称のフォルダ、例えば、「app&drv」なんていうフォルダ名などが多かったこと。


Windows XPを普通に使用している場合、ダウンロードして、ソフトウェアなどをインストールした時には、ダウンロードしたファイルは、デスクトップ上、もしくは、マイドキュメントの中のフォルダ上に保存することが多い。


ソフトウェアをインストールした際には、例外はあるけど、Program Filesの中に、そのソフトウェアの新しいフォルダが作成されるか、もしくは、Cドライブの直下にそのソフトウェアのフォルダができることが多く、だいたいその場合も、フォルダ名に「&」などはあまり使わないし、Cドライブの直下が訳のわからないフォルダで溢れることなどないはず。


とりあえず、持ち主には、「app&drv」フォルダは、重要なので、絶対に消去しないように伝え、この件は無事終了した。