カマーチョ辞任


銀河系戦士を集めた集団、レアル・マドリーの監督に就任したばかりだったが、わずか数試合で辞任。


根底にあるのは、フロントと選手との間の確執らしい。


ここ数年のレアル・マドリーの課題として上げられていた守備的ミッドフィルダーの補強をカマーチョも望んでいたのだが、来たのは、何故か、オーウェンだった・・・。これも毎年一人は、世界的なスターを取るという馬鹿な会長のおかげなのだが・・・。(今までの活躍を見ていると、オーウェンの獲得自体は悪くはない。)


守備的ミッドフィルダーは、地味な役回りだから、スターがほしい会長にとっては重要ではないのだろう。


それにしても、このチームをまとめることのできる監督はいるのだろうか?


選手の方もスター揃いとあって、自己主張が激しく、戦術やトレーニング内容についてまで不満を漏らしているらしい。監督は、そのチームの責任者として、自分の戦術、その基礎となるトレーニング内容を決める権利があるのだが、それさえもスターの手にかかれば、駄目らしい。


今の状態が続くのであれば、このチームの監督は、名将と呼ばれるすばらしい監督が来ても務まらないだろう。

ま、チームに抜本的な改革をもたらすには、規律を守らせるために、会長自慢の銀河系戦士の数人の放出も辞さないぐらいの覚悟が必要だろうと思うけどね。


ちなみに、このチーム気になるのは、また、破産するんじゃないだろうかと思うんだよね。スター選手を集めるのはいいけど、それぞれ年齢的にはいっていて、レアル・マドリーで骨を埋めそうな選手もいるし、毎年こんな補強をしていたら、そのうち資金がなくなっていくんじゃないかと思うんだよね。


本当は、優秀な若手を育てていくことも必要だけど、このチームでは、活躍する場所さえもないから、本当に優秀な若手選手は、他のチームに行った方がいいと思って、いなくなるかもね。