バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 マイスキー 1984,85年盤
- アーティスト: マイスキー(ミッシャ),バッハ
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1994/08/01
- メディア: CD
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マイスキーの無伴奏チェロ組曲には、この盤の他に、1999年盤があるけど、こちらの評価が高いみたいだ。
さっそく、Amazonに在庫があったので注文して、週末に届いたのだが、これ最高。マイスキーの波瀾万丈の人生がチェロの哀愁漂う音色に込められていて、BGMにもいいし、じっくり聴くのにもいい。
無伴奏チェロ組曲は、ビルスマ盤と鈴木秀美盤を聴いたけど、ビルスマ盤は、背筋を伸ばして聴くような感じで、鈴木秀美盤は、BGMとしても聴けるけど、この盤に比べると、淡泊な様な気がする。
と書くと、この盤がどぎつく思われるかもしれないけど、全然そんなことはない。逆に、リラックスしたい時などに聴くのに、最適だと思う。
ところで、実は、バッハ生誕300年を記念して、ドイツ・グラモフォンが世界のチェリストの中から白羽の矢を立てたのが、マイスキーで、その時の録音がこの盤なんだけど、この盤を聴くと、その選択は、間違いではなかったと思う。
ま、本来は、無伴奏チェロ曲のバイブルと言えば、カザルス盤で、これを聴かなければ、この曲については語れないんだろうけど、この盤で結構満足しているので、もうちょっと経ってから、カザルス盤を聴いてみようと思う。
ちなみに、マイスキーの人生について知りたい方は、下記の自伝があります。ま、この盤のブックレットにもあらましは書かれているんだけどね。
- 作者: 伊熊よし子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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