ウイルスバスター2007を使えるようにする
標準インストールでは、遅くて使いものにならない。ということで、本日、知り合いのところに行き、使えるようにした。
結論から言うと、ウイルス対策機能だけに絞るのが一番いいみたいだ。
ちなみに、作業したコンピュータのスペックは以下の通りで、ブロードバンドルータ経由でインターネットに接続している。
- CPU PentiumⅢ 1GHz
- MEM 512MB
- OS Windows XP SP2
作業としては、以下の順番で行った。
- [スタート] →[コントロールパネル] を選ぶ。
- [プログラムの追加と削除] で「ウイルスバスター2007」を削除する。
- ウイルスバスター2007の最新版(15.30.1239)を手動でインストール する。
- インストール・メニュー通りにインストールする。(オンラインデータベースサービスは、両方ともチェックを外す。)
- インストール後、ウイルスバスター2007を起動し、パーソナルファイアウォール機能を無効にする。
- [スタート] →[コントロールパネル] を選ぶ。
- [管理ツール] を選ぶ。
- [サービス] を選ぶ。
- [名前] 欄の「Trend Micro Personal Firewall」をダブルクリックする。
- [全般] タブの中の[スタートアップの種類] を「手動」に変更する。
- [適用] ボタンを押す。
- [スタート] →[コントロールパネル] を選ぶ。
- [Windows ファイアウォール] を選ぶ。
- [全般] タブの中の[有効] を選び、[OK] ボタンを押す。
- コンピュータを再起動する。
たぶん、4番のインストール・メニューで「ウイルス対策機能のみ」でインストールすれば、5〜11番の作業は必要ないはず。12〜15番は、ファイアウォールが無効になっている警告表示をなくすため。
パーソナルファイアウォール機能を無効にしたのは、実は、5番のウイルスバスター2007をインストール終了した段階では、ウイルス対策機能、パーソナルファイアウォール機能以外の余計な機能は、無効になっていたのだが、これだけでは、あまり速度が速くならなかったからだ。
結局、ルータを経由してのインターネット接続にしていたため、ルータのファイアウォール機能とWindowsのファイアウォール機能でどうにかなるだろうと思い、パーソナルファイアウォール機能を無効にすることにした。
この際、注意する必要があるのは、ウイルスバスター2007のメニューからファイアウォール機能を無効にしただけでは、駄目で、サービスとして起動しているパーソナルファイアウォール機能を手動、もしくは、無効にする必要があることだ。
今回は、経過を見るために、一応、手動にしておいたのだが・・・。
15番でコンピュータを再起動した後では、当然と言えるのだが、今までの遅さが嘘のように改善された。
どうやら、ウイルスバスターの場合、ネックになっているのは、パーソナルファイアウォール機能であるみたいだ。ちなみに、これがどういう動作をしているのかはよくわからないのだが・・・。
とりあえず、この作業を行う場合は、どういう不具合が起きるかわからないので、自己責任でということで。
p.s. IE7をインストールすると、ホームページの表示速度が改善されるというので、一応、入れてみたのだが、個人的には、それほど効果を感じられなかった。