小橋復帰戦
知ってはいたけど、まさか、自分が武道館で見ることができるとは夢にも思わなかった。
たまたま、自分の尊敬している知人の方に連絡を取ったのが幸運の始まりだった。この方から前日にこの試合観覧のお誘いメールが届き、即、承諾のメールを送った。
当日は、入場30分前ぐらいに武道館に着き、列に並んだのだが、これがすごい行列だった。ま、当然と言えば、当然だったのだが・・・。
その後、入場し、席は、西側の最上階だったのだが、さすがは、武道館。2階のこの席でも顔がはっきり見えるので、観戦には全然支障はない。実は、本来は、この日9試合の予定だったのだが、選手の怪我のため8試合に変更されて、試合が始まった。
第一試合の始まりは、前の予約席や2階の席でもちらほら空席が目立ったのだが、試合が進むに連れて、空席が埋まり、最後のメイン・イベントになると、これ以上入らないというぐらいに立ち見客まで増え、すごいことに。
メイン・イベント。入場は、1人ずつで秋山、高山、三沢と来て、観客のボルテージは徐々に上がり、そして小橋の入場となった途端、場内に響き渡る大小橋コールが起き、ボルテージは、マックスへと向かっていったのだった。
試合内容は、やはり、全盛期の小橋と比べてしまうので、う〜んとなってしまう。実際、試合開始直後から、高山が心配そうにしていたことと、水平チョップを出していたのだが、正直、前の試合の潮崎の方がいい音をさせていたので・・・。
試合の結果は、試合内容を見るにつれ、妥当だろうなとは思う。
試合終了後、マイク・アピールでもあるかなと思ったら、なく、小橋は花道を引き返していった。
試合終了後の感想としては、小橋のこの試合以後の試合予定は未定だろうな〜と思った。おそらく、本人もこの試合をやってみて、歯がゆい部分や今現在の自分のポジションを把握したことだろうと思う。でも、誤解して欲しくないのは、個人的には、本調子ではなくても、あそこまでやれたということはすごいと思う。ただし、プロ意識の高い小橋のことだから、もっと万全にやれる状態になってからしか戻らないだろうということだ。
試合終了後、武道館を後にし、秋葉原で食事後、知人の方とは別れたのだが、知人の方には、本当に感謝している。