小諸そば
某有名そば屋の前を通りかかったら、行列ができていてすごかった。確かに、その行列の先にあるもののためならば、並ぶ価値はあると思う。確かに、美味しいしね。
そんな行列を横目に見ながら、目的の場所へと向かい、用事を済ませた後、ふと見ると、「小諸そば」の看板が・・・。その瞬間、先ほどのそば屋の光景がフラッシュバックし、立ち食いそばでは美味しいという噂が思い出された。
確かに、先ほどの有名店には味で適わないのは当然なのだが、その瞬間、無性にそばを食べたくなり、はじめて入店してみることにした。
食券機で「いか天」を選び、牛丼の吉野家風のカウンタに座り、待つこと数分、いか天そばが出てきたのだが、麺は、更科系の麺で、白く細いのだが・・・。
個人的には、永坂更科系以外は、更科系は好みではない。というのも、大抵がこの手の麺は、そばの香りが感じられないからだ。立ち食いそばなどの場合、灰色のそばで太目の麺の方がそばらしいし、食感も味わいもあり、美味しいと思うのだが。
ここの麺も正直言って、あまりそばの風味が感じられなかった。いか天も中のいかが小さかったし、安いのだから、そんなにクオリティを求めてもしょうがないのだろうが、個人的には、ここよりも美味しい立ち食い蕎麦屋を知っているので、そちらで食べればよかったと思った。
